手湿疹が治らない人のための手湿疹の治し方ナビ【水泡型手湿疹やガサガサ手湿疹の治し方をサポート】

当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

発汗異常性湿疹の原因と症状

あなたは緊張したり、びっくりした時に手に汗をかいた経験はありませんか。
人間は汗をかくことで体温の調整をするのですが、
手のひらや足といった部位は暑い時以外にも汗をかくメカニズムになっているのです。
体温を調整するために出る汗は温熱性発汗と呼ばれ、
緊張したり、驚いた時に出る汗は精神性発汗と呼ばれています。

 

実はこの精神性発汗によって、
発汗異常性湿疹という皮膚疾患が起こるケースが多いのです。
発汗異常性湿疹というのは、大量に汗をかいた際に、
汗腺が詰まることで汗が皮膚の外に排出されず、
皮膚の中に溜まってしまうことで起こります。

 

主な症状としては手のひらや爪の周辺、足の裏当たりに小さい水泡ができます。
この水泡がたまらなく痒く、我慢しようと思っても無意識の内に掻きむしってしまいます。
こうして水泡を掻いてしまうことで水泡が潰れ、潰れたところから液が流れ出て、
その部分が乾燥してしまい、カサカサした肌になります。
そして皮膚が剥がれ落ちていき、再び水泡ができるという悪循環を繰り返します。

 

また、水泡は初めの内は小さいのですが、
水泡同士が合体して大きな水泡ができてしまうこともあります。
このように、どんどん症状が拡大していくと大変です。
早めに症状を抑制して、治療に取りかかる必要があるでしょう。

 

まずは皮膚科の診察を受けて、
ステロイドや尿素成分を配合した保湿クリームを処方してもらいましょう。
ステロイドは副作用が起こる場合がありますので、
症状があまりにも重い場合にのみ使用するようにし、
なるべく保湿クリームでケアするようにしてください。

 

また、精神的なストレスを抱えてしまうと、
また手のひらや足の裏に大量の汗をかいてしまい、
症状を悪化させてしまいますので
、ストレスは症状の改善の妨げになるということを覚えておきましょう。

 

とは言え、ストレスを意図的に減らすことができたら良いのですが、なかなかそうもいきません。
ですから、自分が少しでも落ち着くことのできるものを探してみてください。

 

反対に痛みやかゆみと言った症状が強くでると、
それ自体がストレスになることも考えられます。
しかし、先述した通り、ストレスを溜めてしまうと
やはり症状が悪化してしまいかねませんので、
薬を塗ったり手袋をしたりして、すぐに治ると思い込むことが大切です。