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手のひらの湿疹

手のひらにできる湿疹は、尋常ではないかゆみをともないます。
かゆみは、我慢できないようなものですから、ついついかいてしまいます。
特に夜、カラダが温まってくると、かゆみが強烈に襲ってきます。
眠っている間にかゆくなると、無意識にかきむしってしまい、
朝、起きてみたら、手荒れが見た目にも、痛みやかゆみもひどくなっていた・・・なんていう事もあります。
かいてしまうと、皮膚の表面組織が壊れてしまいます。
その部分から雑菌が侵入すると、さらに皮膚の炎症を悪くしてしまう事もあります。

 

手のひらにできる湿疹は、手湿疹の症状の一部です。
手のひらにできる湿疹としては、手湿疹(主婦湿疹)のほかに、
慢性湿疹、アレルギー性接触皮膚炎、手白癬などがあります。

 

慢性湿疹は、手の皮膚のかゆみが強くでて皮膚が赤くなり、
ただれたり、腫れあがったりするなどの症状が繰り返されるものです。
慢性的に皮膚にかゆみがあらわれるということで「慢性湿疹」と呼ばれています。

 

アレルギー性接触皮膚炎は、
アレルギーの原因となる物質が手が触れることで発症する皮膚疾患です。
アレルギーとなる物質、たとえば、化学薬品や野菜や果物などに触れ4〜6時間程度経過すると、
アレルギー反応がおきはじめ、皮膚に赤い湿疹がみられるなどします。
小さな水泡ができることもあり、この水泡ができると耐えられないようなかゆみを伴うことがあります。

 

「白癬」とは、「水虫」のことです。
水虫は、白癬菌が繁殖することによって起きる皮膚疾患で、
蒸れて通気性の悪い足にできやすいのですが、足だけにできるのではなく、
手にもおきる事があります。

 

このように、手のひらの湿疹といっても、色々な皮膚疾患が考えられます。
症状だけを見て病名を判断することは難しく、
病名を判断するよりも、まずは手のひらの湿疹の原因をつきとめ、
その原因を遠ざけることによって症状を緩和させていくことが必要です。

 

手湿疹ができてしまったら、独断で判断して市販の薬をむやみに使うのではなく、
皮膚科専門医を受診し、診察や検査を受けた上で、
適切な治療を受けながら、自分自身の生活改善をしていくことが大切です。

 

手のひらの湿疹は、手のひらの皮膚が薄いとひどくなってしまいがちです。
手のひらの皮膚が薄いと、バリア機能が低くなります。
肌のバリア機能が低くなってしまうと手湿疹ができやすくなるので、
ちょっとした刺激で手荒れがひどくなったり、水泡ができてしまったりします。

 

アレルギーが原因となって湿疹ができる場合は、
原因となっているアレルギー物質を特定する必要があります。
そして、原因物質が特定されれば、極力触れないようにする工夫が必要です。

 

また、アレルギー体質の人や、皮膚が敏感な人は、
いつも使う台所用洗剤や洗濯洗剤、
白髪染めなどの化学成分によって手荒れを起こすことがあります。

 

手白癬による手のひらの湿疹は、あまりかゆみを感じません。
ですが、手白癬の場合は、すでに足や爪に白癬の症状がありますし、
白癬菌が潜んでいる場合があるので、足や爪などもチェックし、
症状が出ている部位は全て一緒に治療を受けることが必要です。