花粉が皮膚に付着すると
花粉症と言えば、
くしゃみ、鼻づまり、鼻水
というイメージが強いと思いますが、
花粉に対するアレルギーがある場合、
体のありとあらゆる場所に症状を発症する可能性があります。
例えば、ブタクサ。
秋の花粉症を発症させるという代表的な雑草
よく近所でも見かける雑草ですね。
この雑草、鼻水、鼻づまりをおこさせるだけではなく、
花粉の大きさがスギに比べて小さいので、
気管支にまで届き咳や気管支炎を引き起こすこともあります。
花粉を吸い込み、それが腸にまで届き、アレルギー反応があると下痢を引き起こします。
同様に、皮膚に付着し、その花粉にアレルギー反応があると
赤く炎症したり、かゆみを引き起こしたりするわけです。
花粉で手湿疹を悪化させないために
まず、季節的に手湿疹が悪化する傾向があるとすれば、花粉に対するアレルギー検査を検討してみましょう。
事前に自分の苦手な花粉を知っておき、対策を施しておくこと、
また、心づもりをしておくことでストレスがやや軽減します。
「手湿疹が悪化したけど、これは花粉が関係ある」
と思えるだけでも、ちょっとだけ気持ちが楽になります。
飛散時期から、そろそろ悪化する時期も予測できます。
さて、飛散時期が分かって、
問題はどう対策するか?
皮膚に花粉が付着することで症状が出るってことは、
そうです!
肌を露出しないこと!
早い話が手袋を着用して外出すればいい
ってことなんですが、
これは嫌ですよね(^_^;
そこでオススメなのが、ベビーパウダー。
手湿疹の方は、基本、クリームなどでケアしていると思います。
そのままだと花粉が付着しやすい状態ですので、
ベビーパウダーで花粉が皮膚に付着しにくくしましょう。
花粉が付着してかゆくなってきたら
テッシュペーパーで優しく払う
もしくは、水で洗いながして、保湿ケアをしてから再度ベビーパウダーで保護する。
というケアがおすすめです。
長年皮膚科に通っていた友人が、ベビーパウダーで湿疹が驚くほと改善したと聞きました。
昔から身近にあるものですが、「赤ちゃんや子どもに使うもの」という概念が強く、
なかなかチャレンジすることってありませんよね。
「この季節、手湿疹が悪化するわ」
と思われたら、花粉症を疑い、ベビーパウダーを併用してのケアもご検討してみてください。