手湿疹が治らない人のための手湿疹の治し方ナビ【水泡型手湿疹やガサガサ手湿疹の治し方をサポート】

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手湿疹(主婦湿疹)の原因と症状

手湿疹というのは別名主婦湿疹とも呼ばれているのですが、
手や指に洗剤やアレルギーなどで起こる皮膚炎であり、
かぶれたような状態になることです。

 

手の皮膚膜の防御力が低下して、
皮膚のバリア機能が壊されることで手指が腫れ上がったように赤くなり、
熱を帯びたり、指に指紋がなくなったり、
あかぎれ(パックリ割れ)を引き起こすと強い痛みと出血を伴うことがあります。

 

多く寄せられる手湿疹の症状をご紹介します。
あなたの症状と同じですか??

指が痒くてプツプツしたものがでる。
そこから水のようなものが出ていたり、切れたりする。
掻き始めると痒くて止まらない。

手のひら、指、手の甲が突然痒くなり、掻くと、赤くなりぶつぶつが残ってしまう。
どんどん広がっていっている。

指がかぶれたように痒くなることがあり、掻くとでこぼこと腫れる。

手のひら、指共に皮膚が硬くなっている。

ウロコのように皮がめくれ、じゅくじゅくして痛みがある。
水疱ができては潰れ、爪まで剥がれて、血が出る。

指と手のひらに水泡ができて、掻き壊し、ぐじゅぐじゅで固くなったら割れてしまう。
ゴワゴワした皮膚と水泡が入り混じっています。

痒み、水泡、乾燥、亀裂を繰り返します。

 

手湿疹は主に水を扱う主婦など、女性にできやすいとされています。
だから主婦湿疹とも言われるんですね。

 

手湿疹の程度がそれほど重症でない段階は、
俗に「手荒れ」として扱われます。
手荒れの段階だと、手指が乾燥してカサカサになっている状態なので、
保湿クリームを使ってハンドケアを徹底すれば状態が改善していきますが、
洗剤などの肌を刺激するような物質で赤く腫れ上がったり、かゆみが激しくなったり、
湿疹や水泡などができるような皮膚炎にまで悪化してしまった場合は、
治すのにはかなり時間がかかるでしょう

 

手湿疹が厄介なのは、少し症状が改善したと思っても、
またすぐに元に戻ってしまうなど、
完治するまでに相当な時間を要することです。

 

こんな声もあります。

皮膚科のステロイドを塗ると一時的に回復したかのように治ってきますが、
止めるとプツプツが出始め、結局は痒みや皮膚が硬くなり割れてきます。

 

中には1年経ったら治ったという人も稀にいるのですが、
何十年にも渡って手湿疹に苦しんでいる人も多いでしょう。
(私自身も、手の状態を上手にコントロールできるようになるまで20年近くかかりました)
再発を繰り返しやすいので、
一時的に症状が改善してきたように思えても、
油断する事なくケアをし続けて行かなくてはなりません。

 

手湿疹は、少し改善されると赤く腫れ上がった状態や強いかゆみが治まって来ます。
そして、手湿疹が起こった部分が乾燥して、その部分が硬くなります。

 

ですから、少し良くなったのではと安心して、
皮膚が乾燥した状態を放置しておくと、
手の薄皮がひび割れ(パックリ割れ)てしまう恐れもあります。
パックリ割れを引き起こすと血まで出てかなり痛いですよね。

 

手湿疹は主に主婦に起こるのですが、
飲食業や医療従事者、美容師などにも起こることが多く、
職業性疾患の一種とも言われています。
また、アレルギー体質や生活習慣によっても起こりやすくなるようです。

 

中でもアトピー体質の人は、特に手湿疹を起こしやすいと言われており、
重症化するのもやはりアトピー体質の人だと言われています。
アトピー体質の人は一度手湿疹を患ってしまうと、
残念ながら綺麗な状態に戻すことはかなり時間がかかるのを覚悟しましょう。

 

アトピー体質の人は、皮膚のバリア機能が生まれた時から弱い状態なので、
普段から手袋をはめるようにしたり、
保湿クリームをこまめに塗ってケアをするなど、
早い段階から手湿疹にならないように対策しておくことが必要です。

 

しかし、手湿疹の刺激を和らげるためにビニール手袋を使ってもかぶれたりすることがあるようですし、
素手で仮性アレルゲンというかゆみの元となる成分を多く含んでいる食材を触ったり、
食生活の内容によっても発症することもあるそうなので、
原因を排除することはとても難しい病気です。
(私の場合、ほうれん草を湯がいて水気を絞ると、その後かゆみが出ます。)

 

このように、手湿疹は化学物質や体質以外にも色々な原因があるようです。
手湿疹は他にもストレスや季節にも影響されるそうなので、あらゆることが重なりあって起こると考えて間違いないでしょう。